秋の味覚「さつまいも」でキレイになる！　美容効果とおすすめの食べ方

食欲の秋といわれている通り、秋は旬を迎える食材がたくさんあります。
その中でも、とくに季節を感じさせてくれる食材といえば、「さつまいも」が欠かせません。
近年では年間を通して手に入れることができますが、やはり秋に食べるさつまいもの美味しさは別格！
ほくほくとした食感と濃厚な甘みが特徴で、そのまま食べることはもちろん、夕食のおかずからスイーツまで、たくさんのレシピで活躍してくれます。
そんな秋のさつまいもは美味しいだけでなく、女性に嬉しい美容効果も期待できます。
一体どのような効果があるのか、効率的な食べ方とともにチェックしてみましょう。

秋の味覚「さつまいも」に隠された美容効果とは？

・第6の栄養素、食物繊維による「デトックス効果」

近年、第6の栄養素として注目されている食物繊維。さつまいもには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれていて、とくに不溶性食物繊維が多いのが特徴です。
不溶性食物繊維は腸の動きを活発にしてくれる働きがあるため、排便が促され便秘解消につながります。
この働きにより体の老廃物が排出されるため、デトックス効果が期待できるのです。
便秘はポッコリお腹の他、肌荒れの原因にもなるので、デトックス効果による肌荒れ防止の効果も同時に期待できます。

・健やか肌に欠かせないビタミンCによる「肌荒れ防止効果」

意外に思われがちですが、さつまいもにはビタミンCもたっぷりと含まれています。
その量はなんと、りんごの約5倍。イモ類ではトップクラスの含有量を誇ります。
ビタミンCはメラニンの生成を抑制したり、コラーゲンの生成を促したりと、さまざまな美容効果が期待できる成分です。
シミやシワ予防、ニキビ予防、肌のハリやツヤの向上など、あらゆる肌トラブル予防に働きかけてくれるのです。
一般的にビタミンCは加熱に弱く、熱を加えると壊れにくい性質があるといわれていますが、さつまいもの場合は例外だといわれています。
さつまいもに含まれるでんぷん質がビタミンCを保護するため、加熱をしても効率的にビタミンCを摂取することができるのです。

・ビタミンB2・ビタミンEによる「エイジングケア効果」

ビタミンB2は肌のターンオーバーを促し、ビタミンEは肌の酸化を防いでエイジングケアに働きかけてくれる栄養素です。
さつまいもにはこの2つの栄養素も多く含まれているため、若々しい肌をキープするのに役立ってくれます。
このように、さつまいもには多くの美容効果が期待できることから、天然の美容サプリと呼ばれています。

コスメランドのお勧め製品をチェック！

さつまいもの美容効果を引き出す、おすすめの食べ方

さつまいもは皮にもたくさんの栄養が含まれているため、皮ごと食べられる調理法で摂取するのがおすすめです。
定番の食べ方といえば焼き芋や蒸かし芋ですが、皮が固くて食べにくく感じることも……。
皮までおいしく食べるのなら、じっくりと煮ることで皮を柔らかくすることができる味噌汁がおすすめです。
味噌による美容効果も得られる、一石二鳥のさつまいもの味噌汁のレシピをご紹介します。

さつまいもの味噌汁のレシピ（2人分）

1. さつまいも（小1/2本）をよく洗い、皮ごと厚さ5mm幅の輪切りにする
2. 1のさつまいもを水に10分程度さらす
3. たまねぎ（1/4個）を薄くスライスする
4. 鍋にだし汁（2カップ）を煮立て、さつまいもと玉ねぎを中火で煮る
5. 途中でアクを取り、さつまいもに竹串がスッと通るまで煮込む
6. さつまいもが柔らかくなったら火を止め、みそ（大さじ1と1/2）を溶かして味を整えたら完成

気温が下がりはじめ、肌寒さを感じる日も増えるこの頃。
こんな季節には、さつまいもの味噌汁が身体にしみわたります。
身体を芯からぽかぽかと温めてくれる上、美容効果もたっぷりのさつまいもを効率よく摂取して、秋冬の季節も美しさをキープしていきましょう。