栄養素盛りだくさんなプルーンの効果とおすすめの食べ方

日本では、ドライフルーツなどの加工品としてよく見かける“プルーン”。
ほどよい甘みと歯ごたえがあり、小腹が空いたときのおやつにピッタリですよね。
もちろん、ドライフルーツ以外にもたくさんの加工がされていて、さまざまな楽しみ方があるプルーンですが、実は女性の肌や体をキレイに保つための美容効果が秘められています。
具体的にはどのような効果があるのか、おすすめの食べ方とあわせてご紹介します。

プルーンに秘められた「美容効果」とは？

・便秘改善効果
プルーンには、便秘改善効果のある水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランス良く含まれています。また、プルーンに含まれるマグネシウムやソルビトールには便を柔らかくする作用があり、さらにスムーズな排便を促してくれるというのも嬉しいポイントです。

・エイジングケア効果
プルーンにはオリゴメリックプロアントシアニンという成分が含まれています。
この成分は、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの働きをサポートしてくれるので、シワやたるみを防ぐ効果が期待できます。

・肌荒れ予防
プルーンにはビタミンEも含まれているため、この成分によって肌のバリア機能アップを狙うことができます。さらに、プルーンには皮膚の健康を保つビタミンB群も豊富に含まれているため、肌荒れの予防や改善に役立つのもポイントです。

・むくみ防止効果
プルーンには、体内の余分な塩分の排出を促すカリウムが含まれています。
そのため、塩分の取り過ぎによるむくみを防ぐことができます。

・貧血防止効果
女性に多い貧血の予防にも、プルーンが効果的です。
ただし、プルーンに含まれているのは非ヘム鉄という吸収されにくい鉄分なので、ヘム鉄を含むレバーなどもバランス良く食べることが大切です。

プルーンの効果を活かす食べ方って？

美容や健康に嬉しい働きをもたらすプルーンですが、効果をたくさん得ようとして食べすぎると、糖分やカロリーのとりすぎにつながってしまいます。
さらに、プルーンに含まれるソルビトールを過剰摂取すると、下痢を起こす恐れもあるため、ドライプルーンの場合は、1日2～3個程度を目安に食べるようにしましょう。
また、コーヒーや紅茶、赤ワインなどに含まれるタンニンは、鉄分の吸収を阻害してしまいます。プルーンの鉄分を効率よく吸収するためにも、タンニンを含む飲食物とは一緒に食べないようにしましょう。

効果アップを狙って！　プルーンのおすすめ摂取方法

・プルーン×ヨーグルト
ヨーグルトとプルーンを一緒に食べることで、さらなる整腸効果が期待できます。
カルシウムも効率よく摂取することができるので、骨粗しょう症予防にもつながりますよ。

・プルーン×スムージー
野菜や果物で作ったスムージーとプルーンを一緒に摂取すると、ビタミンCがプラスされてさらに美容効果が高まります。
いつも飲んでいるスムージーにプルーンを1～2粒加えて、ミキサーで撹拌しましょう。

ドライプルーンを用意しておくだけで摂取はとても簡単というのも、プルーン美容の嬉しいポイント。仕事の合間の小腹サポートや、おやつタイムに美容効果たっぷりのプルーンを取り入れて、おいしく美しさをキープしていきましょう。